北のいわしノート

21世紀の青島幸男(政界以外)を目指している七代目立川談志かぶれの戯言

クマ対策に問う:「スナック非常口」Vol.26

スナック非常口:看板 ママ「嘘と偽り政治家たちを俯瞰して思う日本にも狙撃手いるとこんな記事を書くただブラウザのブックマークにそっと追加して」 学者「ママ、元曲が全くわかんないんだけど、替え歌かい?」芸人「学者よお、相変わらず鈍いな。こりゃセ…

高市総理の所信表明演説を聞いて

リアルタイムで見られなかったので、以下の「首相官邸サイト」から動画を閲覧してみました。 演説動画は28分13秒の長さで、その下に演説内容全文(難読漢字ルビ入り)のテキストも掲載されているのでご確認ください。 www.kantei.go.jp さて、個人的な感想を…

我が祖国はどこへいくのか

我が祖国といえばスメタナの名曲なのですが(その中のモルダウが有名)・・・いや、これは日本の話の記事です(^^;; あ、「モルダウ」の編曲構造と「恋人よ」の編曲構造が”ドビュッシー風”として”似ている”という記事は以前に書いた記憶があるのですが、そん…

出来レースの政局

前提としてこの記事は”個人的印象”に基づいて書かれていることを理解していただきたい。 そのため、公式発表やメディアには出てこない情報(個人的憶測)が多く含まれている。 重要なのは、決してオレは”陰謀論者”ではないということである。 まずは”石破お…

日本のサッチャー誕生:「スナック非常口」Vol.23

スナック非常口:看板 ママ「トラのふんどしヒグマのパッチ、オナゴの歯ブラシぶら下げて、党員票から議員釣り、ジュニアまたまた赤っ恥」 芸人「おい、学者、ママがとち狂っちまったぜ?」学者「いえいえ、正常ですよ。ほら、前回のママの発言覚えてます?…

ミシガン教会襲撃事件の裏にあるもの:非陰謀論者の考察

1:事件の表層 - 「宗教施設への暴力」と報じられる構図 アメリカ・ミシガン州で起きた教会襲撃事件は、銃撃と放火を伴い、多数の死傷者を出した。 現地メディアや警察の発表によれば、犯人は元海兵隊員で、イラク戦争に複数回従軍した経歴を持つ。 事件直…

告示前ですよね?:「スナック非常口」Vol.22

スナック非常口:看板 ママ「なんだかニュースが先走ってるわよね?だってまだ告示前よ?誰それが出馬声明、誰それは数日後にはとかってさ?みんなでファクトチェックとか、どの口で言ってんのよって思うわよ」 学者「あれ?今日のママは”導入の語り”がキツ…

消費者物価指数の罠:生鮮食料品が除外されている功罪

今回は、敢えて「完全論文口調」で仕上げてみました。 実感としての物価高騰 最近のスーパーでの買い物、特に野菜や魚介類の価格を見て、誰もがお約束のごとく口にする言葉がある。 「物価が高い」 それにもかかわらず、テレビやニュースで報じられる消費者…

ノンアルコールで懇談:「スナック非常口」Vol.17

スナック非常口:看板 ママ「ねえ、ワタクシ思うんだけど、ここ数日ヤツってば”難しい話”を並び立ててきてなかった?なんだか疲れちゃったわよ。読者さん達も疲れたわよね?」 芸人「そうだな、オレもホトホト疲れたぜ」学者「それよりヤツが疲れたんじゃな…

日本が日本であり続ける方法:ラジオとYouTubeが日本を守る?

1. はじめに:ニュースに滲む違和感から NHKの「ニュースウオッチ9」を観ていた夜、ある違和感が胸に残った。 自民党両院議員懇談会の報道の中で、中曽根青年局長の登場は想定内。 けれども、ほんの数秒映った鈴木貴子元農林水産副大臣の姿に対して、あの小…

老人と双子のゲバゲバ(「恋のフーガ」に「老人と子供のポルカ」を乗せて)

「前書き」 これは単なる”コミックソング”ではない。 昨今の”多くの不条理な問題”について、オレがブログやSNSで”批判”や”警鐘”を鳴らし続けていることの”集大成”と言えるかもしれない。 できることなら最後まで視聴していただきたい。 それも、何度か繰り返…

日米の”関税合意”が手柄に見えますか?

先日「相互関税を15%にすることで決着がついた」との報道がありました。 そのことについてはほとんどの方が耳にしているでしょう。 でも、その裏には何がありますか? アメリカへの500億ドルの出資 コメの輸入の75%増加 ボーイングの飛行機100機購入 防衛…

再び”政局”を語る:「スナック非常口」Vol.16

スナック非常口:看板 ママ「ようやくヤツは”政局”について語るのね?参院選で与党が過半数割れして、両院で与党が過半数割れになって、各党がどう出てくるのか待ってたのよね。ヤツも”出てくるタイミング”を選んでいるわけか」 学者「そうだね。普段のヤツ…

「スナック非常口」 Vol.15『参院選も団体戦?』

スナック非常口:看板 ママ「今週末『現世』では参議院選挙があるようね、でもヤツが『団体戦』とかって謎かけしてるのってどういう意味なのかしら。あら?何か忘れているようなんだけど、何かしら?ヤツに言わせると『覚えていないっていうことは、必要がな…

共生から争い、そして「改ざん」の歴史:日本の歴史的背景を探る(参院選挙を前に)

日本の歴史は、長い時間をかけて形成され、共生と争い、そして時には歴史そのものが意図的に変えられたり再構築されたりする過程を経てきました。 今回は、石器時代から始まる「共生から争い」の流れと、日本の歴史における「改ざん」というテーマに焦点を当…

「スナック非常口」 Vol.14『みんな勘違いしてない?』

スナック非常口:看板 ママ「あぁ〜あ、最近テレビを見ていてもラジオを聞いていても、何が『本当』なのかわからなくなっちゃったわよ、ねえ、あなたたち、ワタクシに『真実』を教えてくれない?」 芸人「ん?『真実』だって?おいおい、『現世』に『真実』…

アメリカの同時多発デモを見て:民衆は歴史を体験のように覚えている(休載緊急解除)

6月14日(日本時間6月15日)、アメリカ陸軍創設250周年を祝う軍事パレードがワシントンD.C.で開催された。 同時刻、全米各地では「No Kings(王はいらない)」と叫ぶ抗議デモが2,000か所以上で行われ、数百万人規模が街頭に繰り出したという。 都市によっ…

軍産複合体のCEO:「株式会社アメリカ」が世界戦争を仕掛けるとき

イスラエルがイランに軍事攻撃を仕掛けたとのニュース速報が入った。昨日脱稿して、投稿のタイミングを思案していた記事を「投稿するとき」がきたようだ。 かつてドナルド・トランプが唱えた「アメリカ・ファースト」は、国家理念ではなかった。 それは…

「スナック非常口」 Vol.10『ワタクシ祈ってます』

スナック非常口:看板 ママ「ねえ、もしかしてジュニアってボケたフリして独自組閣への立ち回りしていない?」 学者「なんだい?ママ、唐突に爆弾発言かい?」芸人「オレにはママの気持ちがわかるぜ」 ママ「芸人ちゃんありがとう。どうしても『わざと失態を…

「スナック非常口」Vol.6『ヨノナカバカナノヨ』

スナック非常口:看板 ママ「今夜はどうしてなのか『ヨノナカバカナノヨ』が脳内無限ループしているのよ。あら?表現が古いわね、蛇、蛇、ヘビーローテーション?」 学者「ママ、まだ古いよ。『現世』では『パワープレイ』と呼ばれているらしいよ」芸人「オ…

発言は撤回できるが、構造物は崩れる:「建設省」という不在者の責任

「謝罪するとともに発言を撤回します」・・・最近、”まだ”そんな政治家の姿をよく見かける。 少し前の発言が掘り起こされ、SNS上で叩かれ、弁明し、謝罪し、最後は「誤解を招く表現だった」として、ちゃぶ台を返すように「発言撤回」によって話が終わる。 一…

なぜ「戦(いくさ)」は絶えないのか:彼方で聞かれた『人間神話』

ふと”老人”はラジオをとめた。 「最近の音楽は嫌いじゃないが、どうも耳がいとうての」 そして、誰に向かってとなく語り始めた。 まだ人間が動物のひとつだった頃・・・それは自然界の中で、あらゆる動植物が地球上において「共存」している世界だった…

トランプが夢見る「アメリカ株式会社」:国家をCEO感覚で動かすことの危うさ

世界の警察官、辞任届のその後・・・ かつてオバマ大統領は、ある意味で時代の転換点となる言葉を残した。 「アメリカはもはや世界の警察官ではない」 過剰介入の時代を終え、世界に任せるべきことは任せるという、一種の“慎重な撤退”宣言であった。 だがト…

「飛んでイスタンブール」が意味する“安定しない均衡”:停戦会談の舞台をめぐる音楽的・地政学的考察

今月15日、イスタンブールでゼレンスキーとプーチンが「直接」停戦会談に臨むというニュースが、静かに報じられている。 しかし、この報道は「両者の一方的で非公式な会見」にしか過ぎない。 これが事実であり、実現するのであれば、これは単なる中立地の選…

「スナック非常口」Vol.3『コンクラーベ結果について』

スナック非常口:看板 ママ「お店を閉めたら臨時ニュースが流れてきて、何かと思ったら『ローマ・カトリックの新教皇決定』のニュースだったわ。ワタクシにはまるっきりと言っていいほど関係のない事なんだけど、どうしてだかわからないけどしっかり聞いちゃ…

新たなグローバル経済構想:搾取も社会主義も超えて

世界経済の構造は、今まさに分岐点に差し掛かっています。 国家間の分断、自国第一主義、排他的な経済戦略が再び前景化する中で、果たしてこのままでいいのでしょうか? 私たちは、もっと違うかたちの「グローバル経済」を構想できないだろうか? そんな問い…

「一問一答」シリーズ第十九弾「地政学とメディアを語る」

今、まさに日本の経済再生担当大臣が米国を訪問しており、習近平が東南アジアを巡っている。こうした動きは、「ロシア」と「中国」それぞれの国際戦略にどのような影響を与えるのか? トランプ大統領の相互関税の迷走からは一歩引いて考えてみましょう。 …

「想定外」」ほど便利な言葉はない?〜話題脱線

何らかの「災害」とかが起こった時に「想定外でした」という「便利な言葉」を耳にすることが多くないですか? オレはこの「想定外」という言葉は「社交辞令」と同等くらいに嫌いです。 古くは「松下幸之助」あたりが「悲観的に計画を立てて楽観的に実行…

タバコ税の増税検討について(喫煙者としての文句ではなく)

なんやら「加熱式タバコ」において「紙巻きタバコ」と同等の「健康被害」があるとの見解で、「加熱式タバコ」の税率を「紙巻きタバコ」と同じ税率にするという「増税」が検討されているようです。 増収分は「防衛費」に充てるとか・・・ 「旧三級タバコ」に…

政治家ってどこまでバカチンなの?(まじシニカル)

最初に書きたいのが「石破総理10万円問題」について。 記者から「政治資金規正法に抵触しないとお考えですか?」と質問されて「政治資金規正法第何条何項に抵触するとおっしゃるのですか?」と返したのって、まるで小学生の喧嘩で「お前言ったじゃん!」「言…