昭和の映画館に足を運ぶと、スクリーンの向こうから何とも言えない軽やかなリズムが流れてくる。 そう、「ハナ肇とクレイジーキャッツ」の名曲たちだ。 メインボーカルはいうまでもなく、あの「植木等」である。 彼らの音楽と映画は、単なる娯楽ではなく、時…
今回は少々キリスト教寄りの話になります。 先日の「映画音楽の歌詞から読み取る裏意図」的な記事の続編的な記事になります。 ご存知の方はご存知な映画の話で、もしかしたら「気づくの常識じゃん?」と思われる方も多いかと思います。 天使にラブ・ソングを…
古い作品になりますが、原作「小川洋子」による、映画「博士の愛した数式」の出会のシーンで、寺尾聰演じる博士が深津絵里演じる主人公に向かってかけた一言、「君の靴のサイズはいくつかね」という質問が、私たちを”数学の深遠な世界”へと引き込む出発点と…
誤解している方が多いと思うのだけれど、この映画の主人公はトム・ハンクス演じるポール・エッジコムではなく、マイケル・クラーク・ダンカン演じる死刑囚ジョン・コーフィなのである。 余計な説明かも知れないが、『グリーンマイル』とは死刑囚が死刑台へと…
何本かの映画の中で「音楽の中での歌詞の使い方が巧みだ」と感じたいくつかを紹介します。 「映画音楽=効果音=BGM」という一般論に対して全面的に挑戦状を叩きつけているのではと。 楽曲のリンクは全て「原曲(もしくはカヴァー)」となっています。 ・・…