敢えてタイトルに”差別用語”とされてしまった表現を使っています。 ここまで進んでしまっている現状を認識していただきたいだけであって、特に偉ぶったりする意図はありません。 さて、巷には「朗読人気」「音声書籍人気」「マンガ化人気」が溢れているよう…
「言葉」とはなんだろうか。 口から「言葉」が発せられた時、それは「言霊」になる、と誰かが言っていた。 オレの中では「言葉」〜「言」〜「ロゴス」とつながる。 そう、「言葉」は消えることはない。 さて、「言葉の歴史から真髄」を独自解釈で論じてみよ…
“親ガチャ”という言葉を初めて聞いた時、「置かれた場所で咲きなさい」という言葉をオレはなぜか思い出した。 それは2012年に発刊され、200万部を超える大ベストセラーとなった「置かれた場所で咲きなさい(渡辺和子著/幻冬舎)」という著作のタイトルです…
「聖書は敷居が高い」と思われている方へ。 オレは一応基督教徒なので、できるだけ毎日「旧約聖書」を2章と「新約聖書」を1章は読むようにしています。 この「通読スタイル」は在りし日の「三浦綾子・光世」のスタイルを真似ています。 冒頭に「敷居が高い…
代表作の「ドグラマグラ」なんてムッチャ難解ですよね。 『夢野久作全集・154作品⇒1冊』 【さし絵・図解つき】 作者:夢野 久作,小栗 虫太郎 夢野久作全集・出版委員会 Amazon まずは著者の「意図」を独自解釈してみましょう。 テーマと物語の流れを複雑…
古い作品になりますが、原作「小川洋子」による、映画「博士の愛した数式」の出会のシーンで、寺尾聰演じる博士が深津絵里演じる主人公に向かってかけた一言、「君の靴のサイズはいくつかね」という質問が、私たちを”数学の深遠な世界”へと引き込む出発点と…
読書家さんへの「哲学者」が書いた読書関連〜哲学書の「オススメ(必読)4作」をご紹介します。 (過去記事からの加筆訂正再掲です) 世の中には「読書家」と(いい意味でも悪い意味でも)自称(他称)する方が多くいらっしゃると思います。 このブロ…
「芥川龍之介全集(Kindle版 200円)より:蜘蛛の糸」 『芥川龍之介全集・378作品⇒1冊』 作者:芥川 龍之介 芥川龍之介全集・出版委員会 Amazon ⚫️ ⚫️ ⚫️ ⚫️ ⚫️ 釈迦の慈悲ではない 芥川龍之介の『蜘蛛の糸』を、釈迦の慈悲をテーマにした道徳的寓話だと読む…
教科書に載っているくらい有名な小説ですよね。 「メロスが友人の命を救うために走る」という内容の小説です。 ふと思ったのですよ、「『メロス』という名前の元になっているのは、芸術的側面からの『エロス』から来ているのではないか?」という解釈なので…
まずはっきりさせておきたいのは、これは「AI否定」のための記事じゃないってこと。 できればこの記事を読む前に、メアリー・シェリーの『フランケンシュタイン』を読んでみてほしい。 原作を知らないと、本当に伝えたい部分がすこしぼやけてしまうかもしれ…
ふと”老人”はラジオをとめた。 「最近の音楽は嫌いじゃないが、どうも耳がいとうての」 そして、誰に向かってとなく語り始めた。 まだ人間が動物のひとつだった頃・・・それは自然界の中で、あらゆる動植物が地球上において「共存」している世界だった…
ゴシック小説とは決してゴシップ小説とは異なり、ゴシック形式における「怪しげな雰囲気」と、この分野が「ゴシック時代後」に登場したことから考えられる「ゴシック形式に対する皮肉」も込められており、さらには「予言・預言的要素」が強く含まれているの…
追記:この記事に対して引用指摘される方がいらっしゃったので、冒頭に「追記」しておきますが、あくまでもこの解釈は「私感」にすぎず、100人の方が読んで100の解釈があっても、それは全て正しいのだという持論があります。そしてこの解釈もその中の「ひと…
国内外の「文学研究者」により、「源氏物語」が「単一著者」なのか「複数著者」なのかが論じられ続けています。 源氏物語 全編 与謝野晶子訳 作者:紫式部 角川書店 Amazon ここで、敢えての軽い持論をひとつ。 🟢 🟢 🟢 🟢 🟢 「ハーレクインロマンス作家」的な著者 物…
みなさんご存知「夏目漱石」の「吾輩は猫である」ですが、冒頭が「吾輩は猫である。名前はまだない」で始まるのは周知の事実なのに、意外とこの「猫」に「最後まで名前がない」ということをお気づきではない方が多いのでは?と思うのです。 他にも重要登場人…
シマダン「なぜかしら ワタクシいやよ くれいといわし どちらもカオス なぜか好き(五字冠り)」 いわし「なんだよ江威子、都々逸なんておめえらしくないぜ?」 シマダン「だから本名で呼ぶんじゃないってば!ワタクシは『シ❤️マ❤️ダ❤️ン❤️』あなたたちのマ…
最近「カタカナ語」が不明解に乱用されています。 「アイデンティティって言葉をよく耳にするけどどういう意味?」 あなたは説明できますか? 個人的には「軸」「柱」だと解釈しています。 そう 「日本人としてのアイデンティティ」=「日本人としての…
シリーズの第2回目は「文学」をテーマにした「デジタルとアナログの『共存』〜『融合』に関する考察です。この回では、特に「ChatGPT」というデジタルツールを「道具」として使う実体験を通じて、文学的創作におけるデジタル技術の活用について考えます。 今…
「世の中(特に政治)無駄だらけ」とか「人生って無駄だらけで虚しい」などとコロナ禍以降に感じている方が多くいらっしゃると思います。 ふと「中島みゆき」が1978年に「日吉ミミ」へ提供した「世迷言」の「上から読んでも下から読んでも『ヨノナカバカナノ…
「妄想的カラマーゾフの兄弟完結編(殴り書き)」(完全なフィクションです) 注:「ドストエフスキー」自身の「ロシア正教徒」としての「シニカルな宗教観」と「迫害体験」を重要視した上で、素人が勝手な妄想を繰り広げて考えた「完結編(3千3百文字程度…
最近とみに「J-POPとK-POP」の融合?が進み盛んに流行しておりますよね。 そこであえて再注目したいのが「フレンチポップ」です。 紹介したいアーティストはこのおふたり。 = = = = = クレモンティーヌ(AppleMusic) Clementine ポップ music.apple.co…
現在「Kindle」に保存してある書籍のリスト(2025.03.05時点)は次の通りとなります。 どんな「読書趣向」を持っているのかご一読ください。 = 全集 = カフカ 進捗中 ガンジー チェーホフ トーマスマン 進捗中 トルストイ 進捗中 モーパッサン 進捗中 伊藤…